刃に伏す7代目(サイド)

刃に伏す、七代目(サイド)。本代はTwitterのどこかにいる。そこには書いていないライブの情報とセットリスト、あと見に行ったライブその他を淡々と記録している。

2024年3月のライブ(観る方)

3/17 西荻窪PitBar
Table,DAYBREAK,unburnable,DENY ONESELF
→Tableを目当てに行ったが、その他で知っていたのS.A.T.Sだけ。なんか全く知らないバンドがいっぱいでがーっとしたのをばーっと見たかった。エモ、パンク、グランジでどのバンドも勢いがあって空気が明るくて気持ち良いイベントだった。楽しかった〜! 時間管理を失敗して頭2つ、Achin'とS.A.T.Sを見逃したのが悔やまれる…。

 

3/23早稲田ZONE-B
クロメ、Sister Paul
→観に行く2DAYS1日目。クロメとにかくよかった。新曲も聴けたし、ウルトラ久々にやったという限定解除にも立ち会えて、リクエストしてみるもんだね〜なんて話をするなど。とにかくよかった。MPめちゃくちゃ回復した。
ゾンビーのドラムの音すごい好き。

 

3/24高円寺 Fourth Floor Ⅱ
" ShouldN'T Know Your Place! "
- ムラカミロキ 活動休止前ワンマン(的) LIVE -
ロキ 弾き語り 第1部
ロキ + Tanao + NRYY (Improvisation)
ロキ × 柚山颯(即興連詩
ロキ × eifonen(対談)
ロキ 弾き語り 第2部 feat.1 YOSHIO(quena) / feat.2山田昌平(pf)
ロキ × gloptin (Improvisation)


→観に行く2DAYS2日目。何もかも良かった。のでずっと最前で飲みながら観ていた。

ボイスパフォーマーとして知られるロキ氏、弾き語りも凄まじく好き。以前動画で見かけて弾き語りのライブを観に行ったら「マジかこの人…」と心を奪われた。
弾き語り1部はピンで"たぬき"などわりとオープンめな曲。2部は10分の長尺の曲をYOSHIOさんと、あれはロキ氏なりのわるいひとたち(BJCの)だと思う。あと組み合わせを変え山田さんのピアノと数曲。最後は必殺の"電車賃が無い"。あの人とにかくギターも歌もリズムが鬼過ぎて鬼気迫り方が凄い。しかも上手い。
Tanao + NRYY組ではボイスパフォーマー、でリーディングやホーミーを多用するなどアンビエント寄り。浮遊感と暗さが抜群。
柚山颯組の連詩はレモンサワーというお題からお互いの言葉を拾って、あれは世界を広げるよりはこう、隣のあなた、の輪郭を形作っていくような感じ。

eifonen組はボイスパフォーマー同士のライブも出来ただろうがそこをあえて対談に。ぐだぐだな対談に笑。話が楽しくてケラケラ笑っていた覚えはあるが、内容を覚えていない。って事は良かったな。悪い会話や雰囲気だと秒でその場を外すから。

最後のgloptin組は、今までロキ氏の弾き語りもノイズもリーディングもボイスパフォーマンスも色んな組み合わせ色んな場所で何度も観てきたし一緒に演ってもきたけど、ぶっちぎりで1番最高だった。渾身とはまさにあれを言う。あんなんやられたら僕燃えちゃう。

 

ロキ、最高を更新する気になったら戻ってこい。
一緒に演ろう。

 

3/21(木)三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

おくずみよしたか
World Wide Size
川サキ×嗚咽民
BROCANTE
Itsuro 1×2_6 + Topological

 

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セトリなどない。

試行錯誤の幅と自由がある川サキ×嗚咽民。やればやるほどよくなる自信ある。この自信に触れるとすごい安心する。

エツさんとは某茶番バンド(言葉は悪いが間違っていない)で一緒だった。そのバンドをエツさんが脱退する時に「この人とはこの先なにかを演る事になる」という確信があった。それをご本人にも伝えて、またいつかの約束をした。一度離れたが数年経ちこうして実現している。

やっと私が追いついてきたからタイミングが来たのかなあという気もしている。

 

いつかは必ずしもやってはこない。なので今だと思ったらGOだしそれを掴むには勘を研ぎ続ける事だし必要なのは野生だ。計算や打算を入れると余計にやってこない。

2024年4月のライブ(演る方)

4月
4(木)新宿ANTIKNOCK レギュレイターズ
7(日)三軒茶屋HEAVEN'S DOOR 月凍
12(金)両国SUNRIZE 月凍
24(水)初台WALL 月凍
26(金)新松戸FIREBIRD 月凍
27(土)高円寺clubROOTS! 月凍
30(火)大塚Deepa 月凍

 

 

サポートドラムやゲストドラムのお声がけの日程が決定しているライブとことごとく被っており、お断りを重ねるなど。

みなさんすみません…お互い置かれた場所で咲きましょう…

前進と不変

丸10年経って、ミミック

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正確には1日足りてないが…明日はライブ。いつも通りです。向き合う姿勢を損なうこともなく、ここにたどり着いた。執着とかは途中で呪いが解けてどっかいった。

 

10年前の私よ、部屋には機材だけがあり明日それを持ってミミックに行きそのまま旅立つ。何ひとつないところからスタートです。

5年ぐらいで戻ってくる気でいるだろ。甘いぞ。


残念ながらおまえは10年後も相変わらずミミックで個人練して奇声を上げている。何も変わってなどいない。またやろう、一緒にやろう、そんな約束も色んな人っちと場所でまだまだ溜まっているし、つまり全然まだ途中でーす。ざまあ…

 

2024年も本めくってく

まりも日記 真梨幸子

"「イヤミス」とは「読後、イヤな気持ちになるミステリー」のこと。後味が悪く、裏切られた気持ちになるのに読者を惹きつける魅力があります。"

イヤな気持ちになりたくなく、極力イヤミスに手を伸ばさないようにしており、イヤミスの女王らしい真梨さんも知らなかった。
この本は原田仁さんが表紙の写真を載せているのを見かけてふと気になった、なにより

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※猫は不幸になりません
こちらの文言だけで「じゃあ読みますう」と。確かに人間は次々とアレしたけど猫は大丈夫だった!人間は次々とアレしたけど内容は面白かった!!ありがとう原田さん!!

 

 

木端と言端[こっぱとことば] 大森暁生

彫刻家 大森暁生氏の作品と言葉集。
前半は彫刻について、中盤は作家について、後半は彫刻家・作家として生きてきた人生についての言葉。特に中盤以降は彫刻家に限らず音楽家でも職人でも料理人でも書道家でもあてはまる言葉が多い。全編衝撃的ではないけれど静かに彫られていく感じで心を通りやすい。

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言葉で惹かれたのは帯にも書かれている "大事なのは、作品が生きていて、「気配」を帯びること"
と、空白のページにぽつりと書かれた "素直さを持続する努力。"
作品で惹かれたのは気配の野生さが自分に合ってた"ぬけない棘の狼"


そのうち会いに行くと思う、作品に。

叩いていない時

一時期シュガーソングとビターステップの叩いてみた動画が雨後の筍ほどにわいていたが、あれの冒頭部分を見ていて思った事はひとつしかない。勿論このフレーズかっこいい!とかやってみたい!ではない。


"ピックアップフレーズは他のメンバーに曲のキュー出しをする大事な役割があるのでやってる内にテンポがぐらぐらになる音符がよたよたになる縦線が見えないなんぞ意味ないしそれはただ自分のフレーズを演奏しているだけです、

もし君が他の楽器(この曲だったら次にくるギターのテーテーテッテレテレッテー)だったらその演奏で拍を捉えて入れんの?"


なんか次との繋がりが悪くてピックアップフレーズが曲から浮いちゃってる動画結構見たな。テーテーテッテレテレッテーにはすまんけど… ていうか次のテーテーテッテレテレッテーがかっこよく聴こえなかったらその時点でピックアップフレーズとして失敗じゃないか?そもそもピックアップフレーズじゃなくてドラムソロスタートだと思ってるとか…えぇ…あ、待てよそうか叩いてみた動画はクリックがあるのか。だとしたらクリックからスタートするしクリックに合わせて叩き始めるのか。いやーでも己のフレーズで全体に適正なキュー出しをするのも練習の内じゃないか? 
大体さあ…(ここから長くなるのでカット)


※朝の空気も爽やかな6時台、仕事中、ラジオから流れる件の曲を聴きながらこんな事を泥々と考えている、そんな曲じゃないはずなのに